昨年の7月に生まれて、9月に保護したもなか。
生後2ヶ月の頃、引きとってきたんですけど、その時もオスなのかメスなのかわからなかったんです。
それから7ヶ月ほど経過して、もなかも9ヶ月になりました。
春を超えてきた時点から、オス猫の本能が表れてきたようで、スプレー行為やマーキング、夜泣きなどをするように。
基本的に家の中で飼うだけで、外に出す時はハーネスを付けて散歩に出かける程度なので、猫のエネルギーを発散させることまではできません。
家の中のあちこちにマーキングをしだしたので、これはいかんと思って、去勢手術を考えて獣医さんに相談しました。
すると、もなかは9ヶ月になるのにあるべきタマタマがないことが判明。陰茎はニョキっと出てくるので、オスなのは間違いないです。
これはどういうことかと聞いたら
陰睾丸(停留睾丸)という病気の一種なんだそうです。
ようするに、タマタマが規定の場所に収まらないで、お腹の中にはいったままになることが、まれに起きるようです。
そのままにすると、タマタマが悪性腫瘍と化してしまうので、重大な病気にもつながる。
いずれにしろ、去勢もそうだけど手術をしなければいけない!ということで、去勢手術を受けることにしました。
獣医さんも去勢してあるんじゃないかって、最初疑うくらいタマタマがない。
もなかをよーく眺めてみると、後ろ足の付け根が明らかにブラブラしているんです。
結果を書くと、この中にタマタマが1つ。
そしてお腹の中にタマタマが1つありました。
オス猫の去勢手術って、メス猫の避妊手術に比べると簡単だそうで、費用も安いです。
ただしもなかの場合はあるべきところにタマタマがなく、お腹を切っての手術になるので、一泊二日。
前日の夜8時から絶食。朝の8時からは水も禁止。お昼から手術を受けました。
傷口を舐めちゃいけないので、オス猫ですけどエリザベスカラーを付けて1週間過ごします。
その後、抜糸に来てもいいし、2ヶ月~3ヶ月で溶ける糸なのでそのままでもいいということでした。
とりあえずは様子見たほうがいいかなと思っています。
こちらは術後3日経過した傷口です。
毛もまだまだ生えてこないし、傷口も痛々しい。
薬も抗生剤を毎日1回飲ませています。
陰睾丸(停留睾丸)とわかって、早めに手術を受けれたのは幸いでした。
時間が経過するとするだけ負担がかかってきますからね。
ちなみに去勢手術を受けたその日から、マーキングやスプレー行為はピタッととまり、夜泣きもしなくなりました。
すごい効果ですね。
これで穏やかに暮らせるね。
性格も変わったようで、ものすごく甘えん坊になり、毎日一緒に寝るようになりました。
長生きしてねもなか!